こんにちは。あんです。
皆さん、終活してますかー?
私と同世代の人は、正直まだちょっと終活には早いですよね。でも、親の終活が必要だと思っている人は多いのではないでしょうか?
私の両親は、70代でまだまだ元気ですが、10年後には確実に介護が始まっている世代。
実家の家はどうしたいのか、銀行口座のパスワード等はまとまっているのか、介護になったら施設に入りたいのかなど、いまのうちに考えたい。
でも、ご家庭によっては直接親に聞いたら縁起でもないって言われそう。
お金のことや介護のことについては、親だからこそ聞きにくい。
そんなことありますよね。
そんな時の解決方法を1つお伝えします。
それは、自分の終活をしているテイで、親に聞くということです。
アラフォー早めの終活は自分の資産整理と情報共有
自分と家族の資産と友人関係の共有
DINKsである我が家の問題は、自分の資産はそれぞれが管理しているということです。
私の口座、夫の口座はそれぞれのパソコンで管理されていて、ざっくり資産状況はお互い把握しているものの、どちらかが急になにかあったらパニックになること間違いなしです。
銀行口座、証券口座、クレジットカード、クレジットカードから自動引き落としのサブスク・・・
お金周りもそうですが、友人関係も私が知っている夫の友人は少ないですし、更に連絡先を知っている人はほとんどいません。夫も同じです。
年賀状が届いている友人しかわからない・・
そういったことを共有することってなかなかタイミングないですよね。。
ということで、我が家はエンディングノートをまとめることにしました。
アラフォー終活:エンディングノートをまとめる
エンディングノートを購入
私はコクヨのエンディングノートを購入しました。私の両親と夫の分も含めて、4冊。
実は独身時代に自分の分を1冊買っていました。
結婚もしてなかったので、自分の貯金とか保険とか整理しておかないと誰もわからないなと思って。
エンディングノートというと死んだ時に活躍するものと思うかもしれませんが、自分の状況整理にも役立ちますし、備忘録としても使えます。
とはいえ、結婚時に書き換えて依頼見直しもしておらず、夫側の親戚情報なども空白のまま。
その後、両親のことが気になりはじめまして・・・。
同じフォーマットの方がわかりやすかったので、同じコクヨのものがよく、近所の文房具屋さんをいくつか周ったのですが見つからなかったのでネットでポチッと。
コクヨエンディングノートの良いところ
このエンディングノートのよいところは、自分の経歴や家族構成、金融資産情報、親戚関係家系図、自分の友人録、自分が病気になった時にどうしたいか、お葬式はどうしたいかなど、必要な情報が1冊にまとまっているところです。
CD-Rをしまうポケットもあって、遺影用の写真なども入れておくことができます。
ほかのエンディングノートを使ったことがないのでわからないのですが、自由記入欄も多くて人それぞれに必要な情報を追加しておくこともできるのはとても使いやすいなと思っています。
ちなみに、両親のエンディングノートには家紋(祖母がなくなってお墓を立てるのに、苦労して見つけてきた)の情報が書いてありました。
女性は紋付きの着物を切る時は自分の実家の家紋をつけるので、使うことがあるかはわかりませんが、知っておいて損はないでしょう。
自分のエンディングノートにもコピーしておきました。
親の生年月日や親戚の構成について確認しつつ、老後の希望をヒアリング
自分の終活の「テイ」で親にヒアリング
あなたは、ご自分の両親の生まれ年を知っていますか?
お恥ずかしながら私は知りませんでした。
干支はわかっていますが、生まれ年が覚えてない。良いことではないですね。
自分のエンディングノートにそういった欄があります。
ここを埋めるテイで、私は実家を訪問しました。
夫がいると話にくいこともあるだろうなと思い、あえて一人で。
親が介護・相続をどうしようと考えているかを再確認
実家にておやつ食べつつ、自分のエンディングノートを埋めつつ、自分の介護どうしようかなぁ。。。。とか言いながら、お父さんたちは老後どうするの?とかこの家どうしたいの?などを確認。
わかったのは、10年くらい前はこの家(実家)を売って、老人ホームの資金にすると言っていたのが、この家は売りたくない。と話が変わっていたこと。
いつまでも人が集まれる場所にしておきたいという要望です。
弟のところに孫が生まれて、考え方が変わったんでしょう。
売る必要があるかどうかは資金状況次第ですが、父の中ではこの10年くらいの中で自分の老後問題が現実化してきて考えが変わってきたということがわかりました。
そこから、父が話す話す。ここには書けない家のもろもろ・・・
普段話さなくても、子どもたちに対する期待や要望がいっぱいあるようです。
そして、母はしっかり各種資料をまとめていることもわかりました。
○○については、このノートに書いてあって、このノートは普段ここに隠してあって・・・。
みたいなことから、入っている保険やお墓の場所の管理番号まで。
とりあえず我が家は事務的なことは大丈夫そうです。
どちらかといえば、両親の介護問題のほうが我々のライフスタイルとあっていないことが問題ですね。
ちなみに、今は両親ピンピンしているので介護は発生していません
父親は、「おまえたちのマンションを売って、この家で同居すればいいじゃないか」というびっくりプランを出しはじめました。
それは無理だなぁとは思いつつ、今聞いておいてよかったとも思いました。
10年後くらいに急にそんなことを言われたら、たぶん私は反論してしまいますからね。
頭の硬いお爺さん(父)と、気の強くて論理的なおばさん(私)の言い争いなんて、母親が悲しむのが見えてます。
早めに聞いておけば、心の準備もできますし、対処も可能です。
遠方に住んでいますが弟もいますので、相談もできます。
DINKsや独身の場合は、自分の晩年をどのように託すのか?
自分の親については、私たち兄弟でなんとかすればよいと思っていますが、子供がいない自分たちの老後については深刻です。
できるだけ他人には迷惑をかけたくないと思いつつ、最後の最後には甥っ子姪っ子に任せることが発生すると思っています。
お墓の準備は自分でできても、自分でお墓に入ることはできないですから。
自分たちの死後の諸々については、お金を残してあげるくらいしかないなと思ってます。
私の生命保険の受取人を誰にするか・・・笑
私と夫とどちらが先に死ぬかはわからないですが、自分たちが入るための老人ホームの検討と相続の問題は常にその時を思い描きながら情報収集しています。
遺言書を書いたほうがいいかなぁとか。
20年、30年後には老後問題は今と様相が変わっていると推測されるので、アンテナを高くしておきたいですね。
収集した情報をメモしておくのもエンディングノートは役立ってます。