【映画感想】ゴヤの名画と優しい泥棒を観てきました(ネタバレなし)

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こんにちは。あんです。

先日、久しぶりの金曜の夜にひとりでレイトショーで映画鑑賞に行きました。

テレワークをして夕飯を家で食べた後に出かけられるのは、仕事と休日との切り替えができるのでよきです。

金曜の夜にイベントがあると、休日が長く感じますね。

観に行ったのは、【ゴヤの名画と優しい泥棒】です。

上映時間も90分程度でほどよく、ゆったりとした気分で見られる映画でした。

目次

【ゴヤの名画と優しい泥棒】のあらすじ

1961年、イギリスのロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた実在の事件を元に映画化した物語です。

主人公は、60歳で年金生活をするケンプトン・バントンさん。

このおじさんは、BBCの受信料の無償化を求めて、政治活動を行うちょっと癖の強い人です。

BBCの受信料の徴収者に反発して、刑務所に入れられたり、新聞社に自分の政治主張を記事にして欲しいと訴えたり。

多くの人間が苦しんでいるのに、数少ない上流階級者だけが裕福なのはおかしい!と主張します。

そんなケンプトンさんが、なぜか美術館から盗んできたのは、イギリスが14万ポンド(当時の価格で約1億5千万円)で買い取った、ゴヤの名画「ウェリントン侯爵」!

多くの孤独な高齢者のために、この名画の身代金で、BBCの受信料の支払いにあてようと考えたのです。

ですが、この事件にはもう一つの隠された事実が・・・。

【ゴヤの名画と優しい泥棒】の見どころ

家族の関係性の変化

この主人公のケンプトンさんのファミリーには、とても堅物で堅実な妻ドロシーとイマドキの若者といった様子の息子さんがいます。

ケンプトンさん自身は、戯曲と政治活動ばかりしていて、仕事をすぐ首になる困ったおじさん。

妻のドロシーは、そんな夫を経済的にも支える存在です。

話を進めていくうちに、若くして亡くなった長女の存在がわかり、この長女の死が、家族に暗い影を落としていました。

特にドロシーは長女の死を受け入れられていないということが、彼女自身の頑なさと共に我々にも伝わってきます。

物語を進めていくにつれて、家族の関係性が変わってくるのは味わい深いです。

また、ケンプトンさんの「優しい嘘」の存在に、最後やられました。

コミカルな裁判シーン

後半、この盗難事件をめぐる裁判シーンが出てくるのですが、ここのやり取りがとても軽妙で面白い。

本当の法廷シーンではないのかもしれないですが、イギリス人は、こういったウィットに富んだやり取りが好きなんだろうなぁと想像させられるシーンです。

裁判官と検事さんとケンプトンさんとのやり取りが、思わず漫才みたいでクスっとなります。

ゴヤの「ウェリントン侯爵」の絵とは?

もともと私がこの映画の存在を知ったのは、最近ハマってよく見ている山田五郎さんのYoutubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」で紹介されていたためです。

映画では、最初のところでさらっと、オークションのシーンだとかが出てきているのですが、このあたりの流れの意味をYoutube内で説明されいますし、もちろん絵画自体の詳しい説明もされています。

この映画を観に行かれる方はぜひご覧ください。

【ゴヤの名画と優しい泥棒】の感想

私は、観ている間はずっと奥さんのドロシーに感情移入してみていました。

正直ケンプトンさんみたいな人は、いい人かもしれないけど、安定した仕事につかないで、自分の理想を語っている旦那さんは、家族としては困ってしまいますよね。

善人過ぎて、先が見えないちょっと困った旦那さんだけど、長年連れ添ってきた二人の独特の関係性は、きっと二人にしか理解できない夫婦愛なんだろうなと感じます。

あと、BBCの受信料を払わないと逮捕されていた(当時)ことについて、日本人の私としては、NHK受信料問題を思いだしましたね。

たぶん、同じ映画を観た方は皆さん心の中で「NHK・・・」って思ったと思います。

全体的に、実在した事件と社会問題に焦点を当てつつも、思わずくすっとしてしまうコメディタッチのシーンがあり、90分の中に見ごたえが凝縮されているいい映画でした。

見終わったばかりだけど、もう1回観に行きたいな。。

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この記事を書いた人

アラフォー女性システムエンジニア。
夫と二人くらし。子無し。
今は生活にゆとりはあるけど、健康と老後が心配。
健康コンシェルジュ。FP3級・簿記2級取得。
生活をちょっと豊かにするアイテムと自分を癒やす生活について、つれづれ書いてます。
Twitter/楽天ROOMやってます。リンクは下のアイコンから↓

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