こんにちは。あんです。
新入社員の皆さんは、会社員生活にはなれましたでしょうか?
まだ、研修時期ですかね。
入社した会社の風土と合わずに、辞めたいなと思う人も出てくるかもしれません。
私は、新入社員で入社した会社で、16年目ですが、
何度か辞めようと思ったことも、転職情報を調べたこともありました。
今の時代、転職することはデメリット少ないと思いますが、
長く同じ会社で働いているメリットもあるので、お伝えしたいと思います。
あくまで、私が今の会社で働いていて感じる良さですので、ご了承ください。
そういう風に思っている人もいるんだなってことでよろしくお願いします。
同じ会社で長く勤めるメリット3つ
会社の中での人脈が広がる
長く働いていると、同じ部署の人だけではなく、他部門の人とも知り合いが増えていきます。
当時は、ちょっと先輩だった人が昇進して偉くなっていることもありますし、
同じ新人だった同期とも、以前とは違う視点で仕事の相談ができるようになります。
特に、自分一人の技術力や知識量で対応できない問題が発生したとき、
広い人脈があれば、その人たちも自分の知識の一部として活用することができるので、
幅広い選択をすることができます。
相談した相手が、さらによい人を紹介してくれることもあります
人脈というのは、短時間で築けるものではありません。
特に社内人脈というのは、仕事上での接点がないと時間がかかります。
しかし、あるとないとでは自分の仕事の幅だけではなく、
情報量にも大きく影響がでてくるのでとても大事です。
単純に社内に仲良しが増えると、楽になることも多いです
ちょっとしたわがままが言いやすくなる
「わがままが言いやすい」は言葉が悪いですが、
長く勤めていることで、社内で生きやすくなると思っています。
少し前に私は3か月ほど会社を休みましたが、最初は2か月の予定でした。
ただ、2か月目の半ば頃に完全回復には至っておらず、もう少し休みたいと思って
1か月延長しました。
もし、私が入社2年目だったら、もう1月休みたいと言えなかったと思います。
「15年も働いてるし、あと1か月くらいいいじゃん。みんなも許してくれる」
という気持ちで、比較的気楽に休めたのは長く働いていたからです。
今まで、同じように休んできた人たちを見てきたので、
周囲もそういうことで責めたりしないということがわかっていたことも大きいですね。
女性は特に育児休暇や時短勤務をとったりと
仕事100パーセントではいられないタイミングもあります。
その時に、自分に対して仕方ないと割り切れるか、どうかも大事ではないでしょうか。
もちろん、1年目だろうが20年目だろうが体調不良や家庭の問題で休む人を責めるのは、お門違いです。
そういうことを飲み込んでまわしていくのが組織ですから。
自分の中での納得感や大義名分の問題です
昇進、昇給スピードが早くなる(会社、個人の能力による)
これは私が、中途入社で入社されてきた人を見ての感想になります。
あくまで、個人的な主観になりますが、
やはり中途入社の方は、最初の数年は昇進が遅いように思われます。
同じ年齢で、同じくらいの能力の人がいたときに、
会社の中での推薦を受けやすいのは、やはり長く同じ会社で働いてるメンバーの方になります。
これは今まで仕事ぶりが見えているか、見えていないかの違いが大きいです。
まぁ、ある程度経ってしまえば、変わらないことではあるので、
20代であれば、全然影響のない話かもしれません。
いつでも転職できるだけの自分の能力を高めておくことも大事
同じ会社で長く勤めるメリットをお伝えしましたが、
とはいえ、このご時世いつ何時なにがあるかわかりません。
先ほどのメリットは、「同じ会社」で長く働いているからこそのメリットであり、
会社外ではまったく評価されないものなのです。
私も技術力はあまり自信のない、なんちゃってSEではありますが、
マネージメント力や、新しい資格取得をするなど自分の価値を高める努力はしています。
- 会社にとっても、有用な人間であり続けること
- 会社の名前がなくても、認められる人間であること
この2つは特に意識しています。
最後に
私がお伝えしたいのは、同じ会社で長く働いた方がいいよ~ということではありません。
転職しても、しなくてもそれぞれよいことはあるよ。
ということです。
働いている会社が、ブラック企業で仕事が辛いのであれば、今すぐ転職するべきでしょう。
健康や命を削って、仕事をする必要はありませんから。
でも、なんとなく合わないかも・・・
と思っている程度なのであれば、もうちょっと働いてみてもいいかもしれません。
会社の規模によっては、別の部門に異動すると全然違う文化だったりもします。
私も2年目の頃に、今の会社を辞めようと決意したことがありました。
あの時、辞めていたら別の人生があったと思います。
結局、辞めずにここまで働いていますが、
別の仕事をしていれば、それはそれで良かったでしょう。
今の時代は、どれだけ長く働けるかというのもテーマになりますね。
なにを選んでも後悔しない選択をしていきたいです。